今月の一枚

今月の一枚
<作品解説>

「犬は人につき、猫は家につく」と言われる。確かに、長期の旅行などで動物専門の施設に預けていて、飼い主が引き取りに行くと、まだ主人の姿は見えないのに、気配からソワソワすく光景に出会ったことがある。今や銅像となり渋谷駅前の広場にいる「忠犬ハチ」もそうだったに違いない。北海道の友人の獣医師がこんな話をしてくれた。末娘が誕生したとき、生まれたばかりのセントバーナードを飼い、成長する過程で子と犬に同じようなことを教えていった。3歳ぐらいになると子供は駆け巡る。門の外の車道を渡った先に遊び場とする神社があって、いくら注意しても車のことなどおかまいなしに飛び出し、危険きわまりない。犬に子が門から出ようとすると、首根っ子を咥えるように教えた。犬はちゃんとその状況と行為を覚えきっちりと実行したと言うのである。この話には感動した。犬の種類にもよるがセントバーナードの場合いは、3歳ぐらいまでは人間と比べ成長は早く、そういったことが可能とのことである。
写真は茨城県霞ケ浦湖畔でのもの。漁から帰ってくる父親を待っているのだが、子供は無邪気に砂遊びをしていて、その傍で犬は子を見守りながら主人の船のエンジン音を聞きつけているようで、微笑ましい光景だった。

4年半に渡り、ご高覧、ご愛読いただいた、私の連載を一旦終了することとなりました。長い間の応援ありがとうございました。また近いうちに新しい方法でみなさまと会える機会を設けたいと思っています。

龍子の扉


龍子は、中谷吉隆の俳号です。

トピックス

中谷吉隆写真展「蠢く街 新宿What 1995-2017」開催のお知らせ

3月20日(火)〜4月9日(月)
ニコンプラザ新宿

4月19日(木)〜5月9日(水)
ニコンプラザ大阪

「大都会東京の中でも新宿はたえず何かが蠢(うごめ)き、じっとせずに変貌し続けている。整然としたビル群と喧騒と猥雑感が描くコントラスト。人間の欲望を煽りたてるスリルと刺激」 報道、スポーツ、フォト俳句など多彩な写真分野で活躍してこられた写真家中谷吉隆氏が1955年から2017年まで60年以上撮影し続けた「新宿」の集大成、それが「新宿 What」です。移り行く新宿を是非ご覧ください。
詳細はこちら

中谷吉隆写真展「蠢く街 新宿What 1995-2017」

トピックス一覧はこちら

新着コーナー

極楽のアート

中谷吉隆ファン待望の 初作品集。

2013/9/4 amazonにて発売開始。
価格1,080円(印刷版)
A5サイズ 本文56ページ49作品

詳しくはこちら

伝えたい昭和中谷取材ノート

今月のテーマ

中谷取材ノート ―前衛俳句の旗手・金子兜太さん他界へ―

中谷取材ノートは、今回で最終回を向かえます。ラストは、先日、他界された金子兜太さん。金子さんとの出会いを振り返ります。ご覧いただきましてありがとうございました。


詳細はこちら
中谷吉隆プロフィール

自分の作品集を作ろう!

龍子応援隊

フォト俳句選手権

しもつけフォト俳句

フォトコン



FACEBOOK