今月の一枚

今月の一枚
<作品解説>

東京には早々と木枯し一号が吹いた。その後は割合に暖かい日が続いている。この時期寒暖の差が激しくなるのはいつものことだが、寄る年波には年々堪える。寒さの苦手な猫にとっても、若い頃はまだしも元気がいいが、老体となると骨身に堪えるに違いない。
各家庭に炬燵があった時代は、木枯しや北風の強い日などでは恰好な居場所としてあったわけで、家猫は一歩も外に出ようともせず炬燵布団にドンと居座り、人間どもがもぐろうにもビクとも動かない。野良猫や街猫にとっては、とにかく風の通らない日溜りを確保して、人が来ようと動じることなく居る。ということで、こういった日には街中では猫の居場所を探し、そこに身を寄せていれば寒さを凌げるのである。
上野不忍池弁天堂前庭での猫たちで、屋台で暖かいものを頂きながら風をやり過ごす代わりに、この猫たちと過ごすのも一興と小半時ほど居たが、猫たちはまったく関知しなかった。

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