今月の一枚

今月の一枚
<作品解説>

今年は、夏目漱石生誕百五十年。その漱石ゆかりの地、東京神楽坂は昔から花街としてある。入り組んだ石畳の横丁を入ると黒塀の料亭が何軒もあり、芸妓衆の置屋、組合は今日でも存在している。だが時代の流れもあって、黒塀の料亭がフレンチやイタリアンのレストランに様変わりしている。
漱石は朝日新聞に随筆『硝子戸の中』を大正4(1915)年に連載するが、その中に従兄が住んでいた神楽坂の寺内(じない)によく遊びに行った様子が書かれている。従兄の家の前には東家(あずまや)という芸者屋があり、そこの芸者とトランプなどをした漱石17、8歳のころの思い出話である。今日、その場所には超高層マンションが建ち、その脇に申し訳ないほどの「寺内公園」がある。
『吾輩は猫である』が縁ではないだろうが、神楽坂には家猫が昔は多くいた。この猫もいかにもしつけのいい猫だった。どこからともなく新内節の三味線が聞こえてきた。

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