今月の一枚

今月の一枚
<作品解説>

今年の十二月は気温の低い日が続くという予報である。寒さに弱い猫たちにはつらい厳しい冬の到来で、飼い猫は暖房の効いた部屋でぬくぬくしていられるが、野良猫や街猫は少しでも日溜りを見つけて温まることになる。
冬時期の猫の季語で面白いのは「竈猫(かまどねこ)」である。今日の近代化された住宅では炊事場にかまどなぞ無いが、その昔の茅葺の土間のある厨とまではいかなくても、一般の住宅にはかまどがあった。寒がりの猫は暖かい場所を探してうずくまる名人で、火を落とした後の生暖かいかまどに入って、灰にまみれて寝ている光景が見られたことから季語となっていて、冬の猫にとっては面目躍如である。今日では見られないが、ユーモラスな姿が目に浮かぶようだ。
この猫は現代版で、帰宅した主人の車の下にもぐりこみ、エンジンの暖かさが残る空間を占領していた。気持ちは「竈猫」であろう。

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